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暗号資産「XEM(プロジェクト名はNEM)」は、2021年2月に大型アップデートを実施する予定(12月31日時点)で、新しいブロックチェーン「Symbol(XYM)」が誕生する見込みです。
新しいブロックチェーンである「Symbol(XYM)」に関するお問い合わせが大変多い状況ですので、Zaif Exchangeとしましては、まず新しいブロックチェーンである「Symbol(XYM)」とは何か?を数回に分けてご説明できればと思います。
まず、Symbolのご説明からとなります。NEMグループが開発を行っているNEMブロックチェーンの大型アップデートによりローンチされるブロックチェーンのことです。以前は「Catapault(カタパルト)」と呼ばれていたことをお話した方が早いかもしれません。
NEMが開発者のサンドボックス(外部対して影響を与えずに実証実験を行える環境のこと)として開発されたのに対して、Symbolは企業や公的機関などのニーズに特化したブロックチェーンとして開発が行われています。単純に比較すると、処理速度やセキュリティなどが大きく改善されると期待されています。
ちなみに、二つのブロックチェーンの目的が異なっていることから、Symbolがローンチされた後も、NEMの開発は継続して行われます。つまり暗号資産としてXYMとXEMの二つが存在するということになります。
ローンチ前までご説明いたします。2020年9月、NEMグループは、XEM保有者がSymbolを受け取る際に必要な「オプトイン」を開始しました。そもそも、オプトインとは、XEM保有者が新しい暗号資産であるXYMを受け取る「意思表明」を示す付与方式のことを指します。つまり手続きを開始したことを意味します。
次回は新しい暗号資産のXYMについてご説明していきたいと思います。
今後ともZaif Exchangeをどうぞよろしくお願いいたします。